砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

シンザン記念予想 雑把に

意外と閃きが来るかもしれない。

そう思ってちょっとだけやってみよう。


さて、シンザン記念

朝日杯からウインフルブルームが参戦するんだね。有り難い。

朝日杯に関して・・・予想も何もしてないから一つだけしかないけど、確かに言えることがある。

あの時期の中山の馬場は糞だったはずなんだ。

ダート馬のアジアエクスプレスなんてのが走ったんだから間違いない。

愛知杯フーラブライド方式で走ったに過ぎないんじゃないか、という推論。

ましてや今回は傾向がクソも違う。京都と中山では傾向がまるで違う。

もちろん、京都の芝状況が良いとは思わない。

冬枯れであるから。

同条件、京都1600mで争われた京都金杯では内枠有利で内馬場有利の贔屓馬場であった。

1枠2番のエキストラエンドが飛んできたのは必然であろう。

毎日王冠を9着という前走の結果を受けて6番人気まで落ちていたが今が買い時というのは結果を見れば分かりやすい。(そりゃそうだ)

まぁ、複勝一本で勝負できるくらいの期待値はあった馬だ。

そもそも毎日王冠のメンツはG1級だからね。

そこから3つくらいランクを下げたハンデG3なら勝ち負けは出来る馬だ。

そんで同じところから追うように差したオースミナインが2着。

結果を見ればディープ産駒2頭で固い結果となったわけだ。京都と東京じゃ強い。京キラー。

対馬二頭は簡単に考えて良い形となったね。

京都金杯最大の迷惑はガルボだろう。トップハンデながらも3着まで伸びてきた。

しかもやや外気味の馬場から伸びてきた。ちょいと困る。

ガルボというのは冬枯れ巧者であるからおかしな話ではない・・・。

しかし阪神カップから中1週でここまで走るのは考えづらいよ。しかも5枠10番の外枠から。

4着のブレイズアトレイルにしたって外枠、7枠13番であるし。外馬場は悪くないのか?ハンデキャップの妙味?

結局・・・馬場状態は悪くないと見える。

しかしシャイニープリンスがここまで残ったのは馬場のメリットがあったはずだし・・・。

よりによってガルボが飛んできたのだから渋り気味であったのも確かだ。

ガルボごときが来るような貧弱なメンツであったことも否定出来ないしな。

ガルボを例とするならば「パワーがあれば外差しから届くかも」ということになる。

今週のメインまでには内馬場も荒れるだろうし・・・外差しが場合によってはあるか、と。

そもそも先週の京都は前残りがベタな状態だったはず。

スピード乗せて坂下りからしっかり脚を使わせりゃシャイニープリンスが押し切ることもあった。

つまり・・・ペースは速めだったわけだ。馬場状態に対してペースが速かった。

この判断も難しい。トップ上がりは33.5秒。京都マイルでは標準というところ。

つまり上がりに影響があるようなペースではない。

先行馬が二頭、掲示板に残っている。確かに前は残っている・・・。

そのくせ13番手から2頭が飛んできて、ガルボは6番手くらいだろ?

適性と力量がマッチしたメンツなのかな。

ブレイズアトレイルはダイワメジャーだからそういった力はないはずだけど・・・。

母父エルコンドルパサーは産駒が牡馬だとサドラーズウェルズっぽいタフさを受け継がせる、って話かなぁ。

それにしたっておかしな話だ。外枠から先行して残れる様なレースじゃない。

つまり・・・本格化してる?G1で勝ち負けは難しいだろうけどマイラーズCなら可能性は・・・。

次のレースが楽しみになる4着だったな。

とりあえず・・・

基本的に内枠有利。しかし有力馬が外に飛ばされても展開次第で台頭可能。

というまとめになる。

今回は先行馬が多くて直線に入ってからは馬群が散らばった。

いち早く脚を使ったエキストラエンドが間を差したけど・・・シンザン記念はどうなることやら。

内を締められたら後ろの馬は外からしか来れない。強い先行馬がいたら届かないぞ。

ということは・・・穴馬はシンプルに逃げ馬だよね。内を上手に使える馬。

例えばモーリスなんてのはどうなんだろうね。

欧州最強血統のノーザンダンサーが5x5x5x4と濃い。素早い馬ではない。

サドラーズウェルズが入って父父がグラスワンダー。さらにモガミ、と。

サンデーサイレンスが申し訳程度に入った配合になる。

グラスワンダーってんだから枯れ気味の阪神あたりを走りそうなもんだけども。

欧州血統が濃すぎてよく分からない。重すぎる嫌いが・・・。

あぁ、前走が冬枯れの阪神1400mか。

で、2着のフェルメッツァはディープ×トニービン阪神を爆走するタイプではなさそう。

それとコンマ1秒差・・・。

・・・京王杯2歳Sは典型的前残り東京。6着まで迫ったのは評価できる。

でも度外視が精一杯ってのが正直なところでプラス評価には至らない。

結論。今回は話にならないのでは?

パワーがありそうなのに京都じゃ使いドコロがない。素早さが足りない。シーフにジョブチェンジさせたいくらい。

極論すると12月の阪神中山を好走して来た馬は消していいと思うんだよね。

この時期の京都マイルはおとなしくディープ一点攻めでいい、と神は申されておる。(幻聴)

だからおとなしくミッキーアイルを推す。着内は固いでしょう。

・・・カクシアジってのは何者なんでしょうね。地方からの参戦馬だ。

スウェプトオーヴァーボード産駒・・・。ミスプロ4x4か。

母父はキングカメハメハ。母母父はサンデーサイレンス。母母母父はサドラーズウェルズ

カクシアジってのは隠し味?

名だたる名馬を主材料にスウェプトオーヴァーボードを隠し味に入れた、ということだろうか。

何はともあれこの時期にダートから参戦するのは面白い。成功を収めているケースが多いもんな。

ダートの本場からスウェプトオーヴァーボード

日本ダートをも引っ張る名馬キングカメハメハ

現代競馬の父サンデーサイレンス

母の方はどっちでもいけそうだけど父が完璧にダート馬なんだよね。

少し路面が湿ったなら面白いくらい走りそう。

ただ牝馬なのがネックだよ。牝馬っぽいキレがあっても芝じゃそれを武器にすることはむずくないか。

でも京都というのがいいよね。地方競馬と京都は相性が良いだろう。

ただ・・・シンザン記念牝馬が連対するのは難しいでしょう。

フェアリーSは中山だから地方馬には厳しい。だから、ということなんだろうが・・・。

だからこそ狙い目、とも言えるか。馬主的にも馬券的にも。

あぁ、牡馬だったなら。身体がまたちっちぇんだよね。400台だぜ。

「小さい体でダート連勝」ちょいと面白いフレーズ。

パワーがあるデカイ奴がダートで成功すると思っていたけど違うの?

後で調べてみよう。

んで・・・

この記事(予想)は日を何日かまたいで書いているので・・・

気がつけば枠順まで決定されて土曜日になりました。あれ?「雑把」の欠片もない。

かなり全力で取り込んでる。

タガノグランパもなかなか気になる。

キンカメ×スペウィー とイヤラシイ組み合わせ。母系のスペは瞬発力が半端ないのでは?

しかしベストの条件とは思えないよな。

キンカメはダートでも活躍できるような血統だ。ベルシャザールとかホッコータルマエとか。

あるいはルーラーシップの様に瞬発力とパワーにあふれた芝馬とか、最強短距離馬のロードカナロアとか。

基本的にパワーなんだよね。中山でも走るし阪神も走るし。

そんで何かの血統要素でアメリカ的なパワーが炸裂してダートを走ったり有馬を爆走したりするんだ。

だから・・・京都が良いか、と言えば怪しい。時期的に考えても危ない。

なんたってダイワメジャーが走るんだ。内馬場が良いのは分かるがね。

ガルボくらい渋馬場大好きっ子ならば心配はないんだけども。

そんでスペシャルウィークってのがなかなか怪しいよ。

母父スペと言えばエピファネイア。そんでヴェルデグリーン

エピはともかくヴェルデグリーンは渋馬場をまるで走らないでしょ?

ジャンポケの傾向か、あるいは母母の傾向か。とりあえずこいつは高速馬場じゃないとダメさ。

乱暴にまとめると「母父スペはパワーを伝えない」ということになる。瞬発力の伝導者だと思う。

ウインフルブルームがスペ産駒だよね。

スペシャルウィークってのはサンデー産駒最強と言ってもいい名馬だからまずまず面白い。

産駒に癖があるんだよね。確か。牝馬じゃないとキレが出ない、とか。牡馬だと重い、とか。

ウインフルブルームもその伝でいけば重くて強い馬だ。キレがあるわけじゃないはず。

これもまた京都がベストではない。もちろんサンデーの血が隔世する要素がないとも限らないから保留するけど。

スペ産駒にサンデーサイレンスの瞬発力が隔世遺伝したら化け物が生まれそうだな。

あとは・・・ビップレボルシオンだよなぁ。好走血統のマンハッタンカフェ

でも・・・母系がメジロでしょ?

この時期はミスプロとサンデーが上手に組み合わさった産駒がやっぱり美味いんじゃないかな?

パワーがあっても地脚が弱いでしょ。

母父メジロライアンというのはどうなんだろうね。名馬だけど。

それにしても面白いよね。このシンザン記念

グラスワンダー産駒がいればスクリーンヒーロー(父グラスワンダー)産駒までいる。

タイキシャトル産駒がいると思えば・・・次はメイショウボーラー(父タイキシャトル)産駒だ。

叔父と甥の対決だぜ。

そのメイショウボーラー産駒がニシケンモノノフ。

父母父がストームキャット。待望のアメリカ血統ですね。

更に母父がアフリート。アスカクリチャンの父親だったかな?これがミスプロね。

母母父父がテスコボーイ。母母の方は古きよき日本血統という感じ。

で、父父が最強スプリンターと謳われたタイキシャトル・・・。

この馬はまず素人目にも分かる問題がある。スプリンターじゃないか、という疑惑があることだ。

マイル走れんのかよ。

タイキシャトルにしてもサクラバクシンオーにしてもマイルは怪しい血統だからな。

「配合によっては」という面倒くさい奴らだ。基本的には消していいと思う。

(確かサクラバクシンオー産駒がマイルで成功したのってグランプリボスだけだったはず。)

でもタイキシャトルってレッドスパーダを輩出してるよな。

マイルは割りと届くのかね?

そんでもう一つ、素人目に分かる問題がある。「使いすぎ」。

7月から12月の半ばまでで、既に8戦も走っている。全日本2歳優駿ではさっぱり走っていない。

これって疲れてるんじゃねぇの?

朝日杯組にも言えることだけどメイチで仕上げたG1レース後って簡単に負けるパターン多いじゃん。

例えば・・・春天後の目黒記念で惨敗したアドマイヤラクティとか。

そこら辺を考えるとローテに余裕はあったほうがいいよね。

大抵、休みなしで4戦目とかだし・・・。

3戦目くらいの馬を狙いたいなぁ・・・。

・・・

タガノグランパとビップレボルシオンしかいねぇorz

ていうか2歳馬を雑に使いすぎじゃぁないですかね。

中2週とか3週で使ってくるとか正気かよ。5週も空けてるカクシアジを見習え。(既に8戦してるけどね)

あ、3歳馬になっているか。

むずいなぁ。

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