砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

日経新春杯予想 大いに反省すべきである

馬場が軽かったな。


馬場の似ている過去のデータを見つける

そういうことが出来なかった。これが敗因。

開催日程があやふやになる年始開催じゃ欠かせない作業だったのに。

例えば3週目開催の年は何故か雨や雪で馬場の渋りが激しかった。

アドマイヤモナークなどに代表される非サンデー系が台頭し、更にロベルト系などの重い血統が活躍。

それらに比べれは今年は格段に馬場は軽い。

・・・ところが。

台頭したのはトニービンを持つ馬が多かった

1着 サトノノブレス 

2着 アドマイヤフライト

3着 フーラブライド

4着 コウエイオトメ

5着 カワキタフウジン

1着2着4着がトニービンを持つ。

更にフーラブライドなんかはゴールドアリュールを経由してヌレイエフを持っているしね。

最後の決め手を持った馬は欧州の切れ味を持っていた。

良い位置まで来ながらも伸び切れなかったカワキタフウジンはそれが足りなかった。

ノーダンクロス、HtRクロス、とあるが切れ味が足りていない。

ノーザンテーストにロベルト。方向的にはアドマイヤモナークに近い配合になっているか。

3角あたりでは「カワキタ、めっちゃいい形で来てるじゃん。いいぞっ!スルスルと前に行けっ!」

4角に至っては「そこで前に並びかけるとかもう・・・余裕じゃん。こりゃサトノノとのマッチレースあるぞっ!」

直線で「の、伸びなさすぎっ!」

馬場の渋りが足りなかった。カワキタフウジンが伸びるにはもっとパワーのいる馬場じゃないと。

ちなみに(相対的に)伸びる、という意味です。

今回、血統的に学ばなければいけないのは・・・メジロマックイーンの意義でしょう。

ラブイズブーシェは話にならずフーラブライドは伸びた。

まぁ、ゴールドアリュールマルゼンスキーのニックスがある時点でこの舞台の好走は確実だった。

ノーザンダンサークロス、ニジンスキークロス。ヌレイエフの光る配合だ。

ラブイズブーシェはノーダンクロスの必要性を証明したことになる。

リファールを遠くに持っているが母父という大きな所をメジマックが占めている。

しかし母父メジマックはフーラブも同様だろうがよ・・・。

ここは単純に母母と父の兼ね合いと思うしかないのかな。

そしてノーダンクロスとアルマームードクロスを持ったテイエムイナズマがきっちり仕事をした。

アルマムのクロスというのはノーダンの濃さの証明。血統という観点からは走って然るべき。

しかし・・・ディープの代替に過ぎない父と、本馬のかかりグセ、能力値への疑問

見過ごすわけにもいかない問題点がありすぎて買えなかった。好走止まりで良かったよ。

ラウンドワールドは面白いよね。ノーダンクロスがないから切っていたけど。

ステイゴールドの母にトニービン、更にディープ。渋馬場を走りそうなもんだがね・・・。

ところがどっこい。典型的な高速馬場巧者になっている。不思議な話だわー。配合の妙ってやつですな。

トップカミングは斤量が50kgくらいでもいいのにな。この重さじゃ流石に買えません。

このレースはリピーターにえらく厳しい。毎年傾向が僅かに僅かに変わるってこともあるけどね。

さて、今回はアドマイヤフライトという嬉しい材料が更に増えた。

つまり・・・

「何故か好走するアウトブリードのマンハッタンカフェである。

今回の予想としては「ノーダンクロスが必須」ということがあった。

ヒルノダムールとて母に・・・

・・・!!!

母方で完璧に補完してしまえばいいのか?そうなるとトニービンは悪かない。

母母はボールドルーラーを祖にしているしリファールも入っている。

マンハッタンカフェ×ネアルコ魂」という配合が好走している・・・!?

マンハッタンカフェの母サトルチェンジがなんか上手くこう・・・ね!?隠し味的なっ!

マンカフェは徹底して柔らかい馬だから重苦しいトニービンは上手に作用するのかも。

一方でディープは重さも兼ね揃えた万能すぎる嫌いがある。

極端な傾向を持つトニービンを上手に使うには母母が生命線と成るんだね。

その極端を更に極端にさせたのがサトノノブレスなんだなぁ。

ディープらしからぬ・・・末脚不在の脚。しかしこれはディープ的に正解なのだろう。

地脚強化の先行前残り。今回の結果が全てだぁ!

外れたけど本気で悔いはないな。

AJCCでまた会おうぞ。

[fin]