砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

シルクロードステークス予想 好位ってどこになる?2

好位を探してナンバリング2

「ワン、ツーとかつけるとツーが駄目だったりする」とは「alive in live」におけるASKAの言葉

私は違います。「ワン」はなにをスべきかも分からずに手探りの「ワン」であります。

コンセプトを決めた「ワン」ではないのです。

わざわざ鬱陶しい副題をつけるのはそういうことですよ。

「手探りマックスだとあれだから。あれだからとりあえずなんか指標的なアレを」

こんなにフワッフワな様子で俺は書き始める。「暇だから予想するか、日記書くか」そんなレベル。

だから分量と内容は反比例なんですね。

長ければ長いほど内容が薄い。短いほどに内容が濃い。

わかります?今現在の俺は激薄カルピスへの道をたどっているんです。

「ツー」なのに激薄とはもはや学習能力を疑ってしまうね。

こりゃ「スリー」もあるぞ。

さてと。

前回は2008年にソフトタッチしたくらいで終わったかな。

でもまぁ、稍重であるから大体でいいでしょう。次。

2009年。

勝ち馬はスウェプトオーヴァーボード産駒のアーバンストリート

父にそっくりのましろの馬体。外からグイグイと伸びて差しきり勝ち。

総じて・・・外差し天国だ。サープラスシンガーがめっちゃ頑張ったんだけどね・・・

1馬身と2分の1ほど千切った勝ち馬に続いて3頭がほぼ同時に入線。

それらとクビ差で4着だったのがサープラスシンガーさん。

母方にノーザンダンサークロスがある。

対して父が・・・ファピアノの枝ってこんなに長いのか・・・。

ミスプロファピアノアンブライドルドアンブライドルドソング-ソングアンドアプレイヤー

「Songandaprayer」。なんて読めば正しいのだろう。

ファピアノと言えばDr.Fagarの血をBMSの形で継ぐ馬。

アンブライドルドの段階では母方からDr.Fagarの母と父をクロスさせる。

アンブライドルドソングになるとCaroの血がプラス。

Songandaprayerではレイズアネイティブにネヴァーベンドなんかを組み合わせている。

全体的に見るとナスルーラ分が多くなったかな。プリンスローズとかスウィンフォードなんかもそこそこに味付けされている。

母にノーダンクロスがある、とは書いた。

ダンジグとニジンスキーから流れていて途中にプリンスローズ系の影。

特筆すべきはダマスカスが4で入っていることか。京都を走るかもしれない、と予感はさせる。

しかし馬場に対して重すぎる嫌いが・・・なくはない。ていうか京都には重すぎる。

オーシャンステークスでも掲示板まで行っているわけだしね。福島でもきっちり仕事してるし。

淀短距離を勝って、シルクロードステークス。5着、と。

つまりは逃げのメリットが失われ、差しのメリットが生まれたことが分かる。

馬場の適性を見ても淀短距離よりもシルクロードステークス。それでも届かない。

・・・いや、今年は荒れるかもしれないよ。女傑2頭は散るかもしれない。

ストレイトガールは内で飼い殺されて、レディオペは外差し台頭で押し切れずの複勝止まり、みたいな。

配当を考えると・・・3連複よりも3連単の方が美味いだろうなぁ。

それを思うと外から差してくる馬が望ましいのは確かなんだわな。

となると・・・今まで不調だった差し馬が台頭する、と思うんだけども・・・。

実際のところ尾張ステークスで結果を出した馬が良い。

先行前残りな中京競馬だけどこの頃だと差し競馬になっている。

ちょうど今の京都と似た変遷をたどったわけよ。

ところが尾張ステークスで結果、となるとストレイトガールになる。

この内枠というのもなかなか考えられているんですよねぇ。

そして鞍上が岩田というのも・・・狙ってるでしょ!?と半ギレしたくなるくらいに絶妙。

内で溜めるか、それともレディオペをつぶしにかかるか、どっちも選択できちゃう。

秋天に似てるよね。

トウケイヘイロー専用の殺し屋レッドスパーダが大外に回されて、仕方なしにジェンティルドンナがつぶしに行く、という・・・。

今回も同様に自ら潰しに行くのか。それとも大外の和田竜テイエムオオタカに頼んでジワリと競馬をするか。

いやぁ、見どころっ!

そして更に面白いのは3番にブレイズエターナル、ってところさ。

京阪杯で中団から伸びて4着。内容的に最も良い競馬をした馬だ。

夏に調子を上げてきただけに軽い京都芝は合う様子。スピード自体は良い。

ただそれだけに今の芝への適性が怪しい。前走の10kg減も怖いしね。

短気放牧でどれだけ回復したか、とかいろいろ考えなきゃいかん。

その上でこいつがどういう競馬をするだろうか。鞍上は浜中。

それはまぁ・・・土曜の浜中がどう競馬するか、とか。どこが伸びるか、とか。

そこらへんを見極めてからになるけど。

ただ例年の傾向を見ると最内を差しても複勝圏にすら届かないんだわなぁ・・・。

戦術的に選べるものは少ない。内を走って4角で流れにまかせて広がるか真ん中を差しに行くか。

馬群を割りに行くってのもありだけど賭けだよねぇ。ストレイトガールにも同じことが言える。

06年~09年と見てきて。

やっぱり目立つのは外差しですよ。であるから内枠はやっぱり不振気味なわけですよ。

ファイングレインにしても無謀過ぎる15番手からのまくり差しで勝っているわけだし。

内枠からの外差しってのは大冒険を強いられるんだよね。

となると、だ。

中枠~外枠あたりで芝適性がありそうな差し馬が入れば本命にせざるをえないよね。

レディオブオペラが大本命から陥落するかはわからないけども。

そうなるとワキノブレイブあたりに妙味があるんだよね。

この時期にきっちりと調子を上げてきているし。ダンジグとリファールでノーダンクロス。

ダンジグってのが良いよね。過去の好走馬たちのノーダンクロスにはこいつが絡んでいた。

(多分ダンジグが距離短縮を促しているんだろう。そう考えたらノーダン系の短距離にゃ当然なのかな?)

次回。「ディープインパクト産駒ってどうすんの?煮て食っていいの?」

[fin]