砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

秋の天皇賞予想 まだ9月

されど9月


11月の初週が秋天で、おおよそ7週後になりますか。

時間がありません。

イスラボニータ

エピファネイア

フェノーメノ

ジェンティルドンナ

ウインバリアシオン

ワールドエース

トゥザワールド

カレンミロティック

ダークシャドウ

ロゴタイプ

ベルキャニオン

などなどなどが出走予定。

良馬場ならば穴も出そう。

秋天は東京2000m。

コーナーは三つのポケットスタート。

ポンッと出てから第二コーナーまで猛烈な先行争いが繰り広げられる。

古くはメジロマックイーンがいちゃもんつけられた例もあり、熾烈さはかなりのもんだ。

そういうこともあって内枠が圧倒的有利。少なくとも先行馬は外に回されたら買えなくなっちゃう。

昨年はダイワファルコンとかダノンバラードなんかが外に配置されて悲惨な目に。

考えておきたいのが大外にポツンと人気先行馬が配された場合だ。

先行馬が外に少なく差し馬なんかで埋まって楽に先行できそうなときをどう考えるべきか・・・。

距離ロスは緩和されるのものの内馬場の消耗なんかが激しかったら悪くないなぁ。

実は似た現象が一昨年に起こっている。一気に先行したのはカレンブラックヒル

うっすらと降った雨の影響もあって出遅れ続出。

一気に出て行ったカレンブラックヒルが2番手追走でペースを作り、シルポートが大逃げ。

カレブラは溜め逃げをするタイプなのでペースの上がる4角では全体的に膨れる。

そういった中でゆるーく回ったのがエイシンフラッシュ。向いてから一気に最内差しを敢行した。

当のカレブラはコンマ4秒差の5着。

当時の期待度を思えば物足りない結果だが今の凋落ぶりを考えれば大健闘だ。

というかスロー展開に強い奴らが多すぎた。

秋天って実はデータ的な予想をすると間違うんだよねぇ。

良馬場発表でも雨の影響を受けていることが非常に多い。

であるからスロー&瞬発&雨巧者がめっちゃくちゃ走るわけです。

雨の影響がまったくなかったのは・・・

トーセンジョーダンの11年。 

カンパニーの09年。

ウオッカの08年。

ヘブンリーロマンスの05年。

シンボリクリスエスの03年

こんなもんですか。実に雨が多い。

近年の傾向では雨の影響がなければハイペース、ということもあるし、

例え雨が降ろうともジャスタウェイみたいな奴が57秒で入線してくる、という事実もある。

最速はトーセンジョーダンの56秒1でして、その次がウオッカとカンパニーの57秒2。

次がエイシンフラッシュの57秒3、ジャスタウェイの57秒5、と。

面白いのは・・・

カンパニーはのんびりと展開してからのフルスロットル勝負。

後のマイル王者には非常に向いた流れと言える。

ウオッカダイワスカーレットとの叩き合いの末の結果。

ラップはスマートに刻まれてラスト1Fは12秒6。

08年09年はラップの性質が全く違うのに同タイムってのがねぇ・・・。

基本的に頼りになるのはこの二年間だけだ。

きちんと見なおしておこう。

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