Secretariatは大きな心臓を持っていたとされ、ベルモントSでの快勝劇は競馬ファンの誰もが知る話。
大逃げというかマイペースというか。とにかくすんごい大差をつけて勝ったのだ。とにかくすんごい。
このSecretariatの特徴として挙げられるのが上の大きな心臓ともう一つ。走法の使い分けだ。
Wikipediaによれば彼馬は二つのストライドを使い分けて走っていたらしい。
ディープインパクトもその傾向があり、モチジュン先生は「半分Fair Trial」と。
京都で伸び続ける柔らかさと中山を鋭くまくる回転力が共存するおかしな馬だという。
この二頭が出会ったニックス配合こそが「ディープ×Storm Cat」。配合の代表馬としてキズナがある。
キズナは靭やかにストライドを伸ばして持続的に切れる差し追い込み馬だ。
しかしSecretariatとディープの様なストライドの使い分けがなければ限界がある。
俊敏に加速して、持続的に切れてみせる。直線の帝王となるにはこのチート的天才性がなければならないだろう。
そういう馬はあまり強いクロスをもたない気がするのだ。
アウトブリードの配合内に起こる偶然がチートを生むのではないか、と。
ディープ、ダンブレ、セクレタリアト、これらのチート血統を重ねても出ないんだし・・・。
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