これはかなりアホな話だと思う。
まぁ思っていたほど騎手の質は落ちていないし仕方のないところはあると思う。前走からの続行組も多いし、関東関西の垣根もあるわけだからあーだこーだと言うこともない。しかしそれでも四位のオッサンが函館SSに乗れないのは勿体無い。
勝浦が持病のぎっくり腰を発祥したりしないかな。ぎっくり腰が持病かはともかく、骨折とかの大事件なしに微笑ましい流れで四位に乗り替わりしないかな。ぎっくり腰を祈ることもちょいとよくないし、乗り替わりってよっぽどのことじゃないと行われないからなぁ・・・。
例えば下痢が止まらんってことになっても信用に関わるし、アルコールが身体に残ってましたーってのも笑えない。ツイッターなんかでは即座の乗り替わりとはならないし、体重オーバーも笑えない類。
無理筋か。勝浦ねぇ・・・。
カッツンは好位で捌けば上手いもんだが、流れ込んで差すのはそこまででもない。中距離より短距離に実績が固まっているし、胴体が安定したタイプの馬が得意なのかもしれない。トゥインクルもノーザンテーストクロスのステイヤーだものな。
その分スピードをキャリーして最高速を叩き出す差しが上手くないのだわ。外回りならいいけど、内回りでストライドが伸びる馬を買うには物足りないところがある。
アポロソニックなんかは芝の長いところで勝浦が乗り始めてから頭角を現した馬で、非サンデーのRobertoステイヤーだったのではないか・・・と予想される。逃げ戦法もはまっていて、外回りの青葉賞も日本ダービーも全く切れないのに粘り強く延々と走り続けやがった。(ペプチドアマゾンの複勝を紙くずとされた)
これだけのステイヤーぶりを早期に見せるのだから大器であったかもしれない。ここから力っぽくなってダートへ傾いていったのかもしれないが、あるいは中長距離の逃げ馬として覚醒した可能性も無きにしろあらずである。今にして思えば楽しみな一頭であった。
前半35秒、2F目は10.5秒の最速ラップ。この類の逃げ方をして日本ダービーの3着まで残した馬は過去にいない。青葉賞で刻んだラップは綺麗なものだったが、ダービーの結果からすれば、あれは3000mの逃げ方であった。余力がバリバリ残っていたよな。
アポロソニックについては、種牡馬としてまた出会うこともあるだろう。その日まで・・・まぁ5月下旬にまたたまーに動画の中で出会い、そして回顧するだろう。俺にとって初めての日本ダービー、そして初めての馬券、そして初めての惜敗であったのだ。ボケてもアポロソニックの名は俺の口から漏れ出ることだろう。
普通は酔っ払った時に分かることなんだよね。そこらへんは。「あのオヤジ、いっつもアポロソニックの話ばっかりしやがる」「そもそもそんな馬知らねぇよ」とか言われてな。まぁ、シラフでもそんなもんであるが。我が人生酩酊を常にして、また酒を受け付けず。
[fin]