砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

何やら今年はスプリンターが愛おしい

さて、春競馬も終わって夏が訪れる。

季節よりも先に「宝塚記念が終わったから」とか「日本ダービーが終わったから」とか、そっちで一年のめぐりを感じるのが競馬ファン。「えーと、今週末は宝塚記念だから6月の4週目かな!」と考えるのが競馬ファン

曜日感覚も同様である。「今日は出走馬確定だから木曜日かな」とか。「一昨日レースがあったから火曜日だな」とか。

そういった生活をしている。

今年は4歳戦線が熱いのだがどうも有力馬が外国へ飛んで行ったりしちゃうので調子が不安定。そして必然的に出走回数も年間5レースなどになってしまうし、そのうちの1レースは外国で走る。ドゥラメンテなどは順調なら今年は国内で3レースほどしか走らなかったはずであるし、G1も宝塚と有馬だけだったはず。

やはり外国馬の強さとは測りづらいところがあり、どれほどすごいパフォーマンスを見せたのかが分かりづらい。ドゥラメンテは特に落鉄なんかがあるだけに、「これがキンカメサンデートニービンノーザンテーストガーサントのちからだ!」と喚き立てる様な気分にならない。これって結構つまらない。

国内でなきゃ面白くない・・・というと言い過ぎになる。けれど秤のないレースで勝たれても強さが分からない。イスバーン賞くらい分かりやすくあればよいのだが、これもMahmoudさんのラップを見てもピンと来ないのである。

なので、国内であーでもないこーでもないとしのぎを削りあうスプリント戦線が楽しくなってきた。キャラクターも豊富であるし、騎手も中距離戦ほど下手なことはしない。電撃の6F戦は俺の苦手科目だったが、この機会に弱点の克服を行おうかと思う。

今週末はCBC賞。中京スプリントは直線距離が2Fを超えるという特殊な条件で、穴っぽい馬が激走する舞台でもある。新中京となってからピュアスプリンターが勝利したことはなく、京都外回りで好成績を収めた馬などがよく飛んで来る。

人気必至のお手馬エイシンブルズアイには向かない舞台だろう。狙いたいのはレッドファルクスやラインスピリットなどである。

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