母ちゃんは阪神1400mの女傑ジョリーダンス。NIjinsky≒The Minstrel6✕4*4という見方もできるし、あるいはGuapa≒Peterhof's Patea2✕3(NDとナスキロトムフールとハイインローPretty Pollyが共通)という見方もできる。またDanehill≒ダンシングキイと見るのも吝かではなく、つまり、相似配合と言うべきだろう。
またKey to the Mintにデインヒル経由でGraustarkを重ねているのでスタミナはあまり表現されない。相似配合の通りにジョリーダンス似の1400m馬とするべきだが、ハービンジャーのShareef Dancer弄りはストライドが伸びるという特徴が。
だから母の阪神適性はそこまで受け継がれていなくて、東京1400mを前受けしてゴリゴリと突き抜ける競馬が好調。今のところこの条件は2戦2勝とパーフェクトである。
石橋守調教師にとっても、ジョリーダンスの小林薫オーナーにとっても、久々の重賞級馬ということになる。降級初戦となる今週のレースだが、クイーンSの他にTVh賞にも登録している。なんと札幌1800m一本勝負である。
ハービンジャーの得意な条件であるし、3歳時にあげた2勝目も札幌千八である。秋には東京千四の条件がないし、千八を克服するなら色気の出しようもある。駄目なら1600万下を走って、勝ち上がったらスワンSや阪神Cという手があるし、早目の放牧で東京新聞杯を狙うのも良さそう。4歳だから冒険しなきゃならないタイミングとも言えそう。
それが実れば嬉しいのだが。さぁどうでしょう。
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