悲しい現実ではあるけれど、シンハリーズの仔はやっぱりやばかった。
無事是名馬ってのもディープインパクト産駒においては重い言葉である。調教師の方々も「一生懸命走りすぎるから」と2歳時は出走を控える様にしていたのに、それでも故障は起こってしまう。
ジェンティルドンナって強くて安定していて海外遠征にもへこたれない・・・ディープ牝馬らしからぬ素晴らしい名牝あったのだねぇ。シンハライトも故障さえしなければG1を4つは勝てたと思うけれど、こんなに強い牝馬を無理して使うこともないだろう。オークスで見せたあの切れ味、そして母の繁殖能力、今年引退してもいい。
でもキャロットファームのクラブ馬だから現役続行なのだろう。もう現役にしがみつく理由を馬が持たないのに走らなきゃならないわな。ここがクラブ馬の悲しいところよ。
G1を3つ4つ勝てばレジェンドだものな。レジェンドの一口持ってたんだよ、っていうのは競馬ファンにゃたまらない自慢話。もしタップダンスシチーの一口持ってたら自慢しまくるわ。どんなにうざがられても。
そういった見栄とかつまらない理由ばかりではないだろうけども、シンハライトくらいの馬が「最低一年」（石坂調教師のコメントから）という故障を抱えてしまったら、それはもう引退すべきじゃないか。ウインバリアシオンの様な理由を持たないのだから。
それにしてもやっぱり・・・今春の東京は馬場が硬かったな。柔らかいから故障しにくい、硬いから故障しやすい、そういったことはないはずだけれども。サドラーのピッチには馬場が硬すぎるとは思う。
リオンディーズ（ダービー5着）、メジャーエンブレム（NHKマイルC1着）、シンハライト（オークス1着）で見事にサドラー全滅。他にSpecial≒ポッセのチェッキーノも故障している。
メジャーエンブレムはダイワメジャーの重厚ストライドだからあんまり関係ないかな。トモがどうこうだっただろう。
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