砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

メジャーエンブレムが引退

今年の4歳牝馬勢は稀なほどに粒ぞろいで、同年代の牡馬にも劣らぬパフォーマンスを見せるくらいであって、シンハライトチェッキーノメジャーエンブレム大阪杯ディーマジェスティとどう戦うのかを見たかった。もちろんジュエラーやヴィブロスビッシュもね。

同年代対決はもちろん、上の年代との戦いも注目されたはず。しかし二大巨頭のシンハライトメジャーエンブレムが引退ともなるとトーンダウンは免れない。まともに競争生活を送っていたならばダイワスカーレットウオッカくらいには競馬を盛り上げただろうに。

メジャーエンブレムマイラーではないにしてもヴィクトリアマイル安田記念を盛り上げたであろう秀逸な逃げ先行馬で、秋には秋天で多くの強豪と叩きあうことが見込まれた。千六~二千はメジャーエンブレム、二千二~三千ニはサトノダイヤモンドルメールの無双っぷりに磨きがかかっただろうに。

シンハライトと池添も本当に絶好のコンビだっただけに残念極まりない。ドゥラメンテシンハライトは昨年のジャパンカップに出走していなければならなかった馬だ。キタサンブラック東京二千四を逃げ切らせるとかありえないぜ。

どうしてこんなに引退してしまうのか。調教や馴致にはまだまだ向上すべきところがあるらしい

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