砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

小脚で突っ込むエリザベス女王杯

なぜかは分からないがエリ女ストライド馬が勝った例が少ない。しかもナスキロ柔さで突っ込んできたパターンも少ない。ほとんどがNashua≒Nantallahで突っ込んできている。

マリアライトは母父エルコンドルパサーがSpecial=Lisabell祭りでNureyev≒Sadler's Wells。

ラキシスMr. ProspectorStorm BirdNijinsky

メイショウマンボはAmeriflora≒Kingmamboジェイドロバリー

レインボーダリアブライアンズタイムノーザンテースト菊花賞的な組み合わせ。

スノーフェアリーはRobertoクロス。

クィーンスプマンテはNureyev✕ノーザンテースト✕Chieftain。

おそらく馬場が悪いために牝馬戦ではスローになりやすく、スローであるために3Fの上がり競馬になりやすく、上がりの競馬ならば小脚で差せるという内容かと。Sadler's Wells持ちが台頭しているというのは見逃し難い事実。

穴馬の台頭は菊花賞的ですらある。

千八あたりの距離では切れ負けするけれど、ジリジリと伸びて最後に届かせてくるという寸法だ。レインボーダリアブライアンズタイムノーザンテーストという配合は怪我に敗れた未完の大器スカイディグニティと同じもの。また従弟にはダイヤモンドS勝ち馬のトゥインクルがある。

菊花賞へ挑戦し、菊花賞馬の全弟を持つダンスパートナーエリザベス女王杯の勝ち馬である。

レインボーダリア繋がりで続けると、エリザベス女王杯の活躍馬(あるいは近親)はキングカメハメハステイゴールドのA級産駒を輩出する運命にあるらしい。

レインボーダリア→従弟にトゥインクル

ポイントフラッグ→ゴールドシップの母

ティール→ヒットザターゲットの母

エアグルーヴルーラーシップの母

アドマイヤグルーヴドゥラメンテの母

ダンスパートナー→全弟がキンカメとニックス

ディアデラノビアディアデラマドレの母

エアメサイアエアスピネルの母

ダンスパートナーはこじつけかな。これはエンパイアメーカーとのニックスを書いたほうが正しい。

この現象に理屈をつけるのは難しくないが言葉にするとややこしい。キンカメもステゴもFlambino≒La Franceを基準とした種牡馬であり、エリザベス女王杯とはそういった要素が試されるのだと・・・そんな感じ?したらオリエンタルアートエリ女を好走出来たんじゃないか。

トニービンよフォーエバー・ソー・ファイン」の記事内でハーツクライに関する項を設け、こういった話を書こうと思っていた。でもまとまりがつかなくてやめた。

上記の馬にトニービン持ちがあり、そしてエアグルーヴエリ女を勝つこと叶わず、ヌーヴォレコルトも2年連続2着。そしてキンカメ✕ダンスインザダークの代表産駒ラブリーデイトニービンを持つ。全てはトニービンの原始的な部分で解決出来るのだが、これまた言葉にしづらい。

それを次で書こう。トニービンへの理解は現代日本競馬において重要なことである。

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