砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

Ladasの輪 Apelle論

競馬ファンなら誰だって聞いたことがある血統Ladas。Hampton直仔の血統なのだが、これはBeau Pereの母母父としてよく見られ、またApelleの母母母父としても見られ、またUmidwarの母父父父、Princely Giftの母母母母母父父、・・・とまぁ非常にポピュラーな血統である。(ゴリ押し)

一度ステマ配合を1日中掘り下げていた時にPrincely Giftの母母SparkleとUmidwarはニアリーなんじゃないかと考えて、他のBlandfordとも比較してみたんだけども面白い結果にはならなかったんだよね。

それが今少しずつ実になってきている。Apelleの父SardanapaleとLadasの組み合わせを随所に見られるのである。Prince Chevalierとか、パーソロンの母母父Abjerとかね。でも、ぶっちゃけると、単純にFlorizelが肝だからHamptonをクロスしたいだけなんだよね。

LadasよりもずっとFlorizelの方が有名だろう。St. Simonから初めてリーディングを奪ったその息子Persimmonの全兄だ。全弟には英クラシック三冠のDiammond Jubileeがある。でもDiammond Jubileeってアルゼンチンに渡って成功したとか言うけど、アルゼンチン血統でその馬名を見たことがないんだよね。ポトリザリスとかむしろPersimmonばっかりだし。

そのポトリザリス父PotrillazoはCongreveの母父父がPersimmonだけあってそのクロスばかり。Diammond Jubileeの血が見当たらないけれど、SardanapaleがあってFlorizelとの全兄弟クロスが発生している。

RibotもFlorizel=Persimmonをやっているからな。DanzigはSt. Simon×Hamptonを共通とするFlorizel≒Simonellaだ。この類のことを言えば収集がまるでつかなくなる。St. Simon×HamptonはNearcoHyperionが当たり前の様にこなしているニックスだもの。

ここから派生した事柄に対してこそ現代競馬につながるのだが・・・。鍵はDanzigとBeau Pereのニックスにありそうである。そうして最後にグラスワンダーへつながれば・・・モーリス産駒を語るのに使えそうなんだけども。何年間かかるんだろう。

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