近年のトニービン先着馬は以下の通り
15年 ラブリーデイ5着
14年 ジャスタウェイ4着
13年 ウインバリアシオン2着
12年 ルーラーシップ3着
11年 ルーラーシップ4着
10年 トーセンジョーダン5着
09年 フォゲッタブル4着
08年 アドマイヤモナーク2着
07年 ドリームパスポート6着
06年 ドリームパスポート4着
05年 ハーツクライ1着
04年 アドマイヤドン7着
03年 リンカーン2着
02年 ジャングルポケット7着
01年 該当馬なし
00年 該当馬なし
99年 該当馬なし
98年 エアグルーヴ5着
97年 エアグルーヴ3着
96年 該当馬なし
95年 サクラチトセオー3着
94年 サクラチトセオー6着
93年 ベガ9着
これだけの名種牡馬が有馬を制したのは1度限りで、しかもそれがハーツクライ。最先着を果たしているのはかなりの名馬たちであるが、最後に詰めてきて届かない形が嫌に多い。これはシュヴァルグランの負け方に似ている。
差し込めば届かず、前で受けてようやく着を拾うという世界だ。トニービンという血統の特性上Tom Fool絡みでは中山の克服は難しく、リンカーンやハーツクライの様にFair Trialの方へ研ぎ澄ます手しかない。それは同時に先行力も伴うからウィンウィンな形なのだけれど、サンデーNDのニックス配合形も共にしなければならないなら選択肢は多くない。一番成功しやすいのは競走馬として短距離を走ったLyphardだろう。Court Martialクロス美味い。
Court Martialクロスは先行してからの粘り腰を強く伝える。これはHyperionの父Gainsbroughを抱えることもあるのだろうけども、Sundridge×Hurry OnのSainfoin=Sierraクロスも良さそう。Hurry On自身は戦前イギリスの名馬&名血統≒ステイヤーだし。ちなみに今年の凱旋門賞馬はこのあたりのニアリークロス群が強い。Time and Chance≒Adjournment(≒Trevisa)5*8(×6)というおしゃれっぷり。
有馬記念を勝つトニービンを考えるならば、ここらへんの処理にも注目したい。
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