砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

有馬記念の枠順確定

1枠1番キタサンブラック武豊逃げ先行
1枠2番ゴールドアクター吉田隼人先行
2枠3番ムスカテール中谷雄太差し追い込み
2枠4番ヤマカツエース池添謙一差し
3枠5番サムソンズプライド横山典弘逃げ先行
3枠6番サウンズオブアースM.デムーロ差し先行
4枠7番マルターズアポジー武士沢友治逃げ
4枠8番ミッキークイーン浜中俊差し先行
5枠9番ヒットザターゲット田辺裕信差し追い込み
5枠10番アドマイヤデウス岩田康誠差し先行
6枠11番サトノダイヤモンドC.ルメール差し先行
6枠12番サトノノブレスV.シュミノー差し先行
7枠13番デニムアンドルビーM.バルザローナ追い込み
7枠14番シュヴァルグラン福永祐一差し先行
8枠15番アルバート戸崎圭太差し追い込み
8枠16番マリアライト蛯名正義先行
ここばかりは外枠を得るかと思ったがまたもや内枠にキタサンブラック武豊は基本的に逃げ戦術に重きを置かない騎手であり、どれだけ逃げて戦果を得ようとも隙を突いては控えようとする。ここも普段通りに出していって控える感じかな。 そもそも相手のマルターズアポジーが速すぎる。マイルでもハナを切れる馬をここに持ってきてはならない。マイルどころか8月の新潟千四(豊栄特別)ではテンの2Fを22.8、3Fを33秒9で逃げたのだ。(ちなみに2FのタイムはラジオNIKKEI賞の時と同タイム) 更に中距離戦でテンの1Fを12秒3あたりできっちり収めてくるのも非凡だ。ここの速さで逃げ争いが確定して2F目には抑えられる。そしてその分だけ後半のスパートに脚を残せる。この好循環こそが3連勝の原動力だろう。 なのでここもハナを切るのは確実。武士沢もここでイモを引く様な騎手ではない。 ただ武豊もアホみたいに逃げ馬に従う人間ではなく、必要とあらばハナを奪うことは考えられる。中山二千五なら向こう正面からそのままロングスパートという手があるけれどSomethingroyalなマルターズアポジーに対してのアドバンテージはさほど大きくない。馬なりで下ってぽわ~んと12秒少々で3角まで行ってしまうだろう。これを交わそうとするとラップが厳しくなるか。 しかし有馬記念でそういった単調なラップに付き合う武豊だろうか・・・とも思う。東京や京都ならいいんだ。スローの外回りで余力たっぷりの2番手で切れ勝負っていうなら勝ち様がある。京都大賞典ジャパンカップはそんな勝ち方だったし。 有馬でそんな流れだったらデニムアンドルビーが届くんだわ。道中で11秒台を刻まない長いスパート戦なら間違いなく33秒6くらいの末脚を使ってくる。バルザローナだから本命にしたくないんだが・・・同型のアンビシャスに大阪杯で破られたことやブラックタイドディープインパクトの関係からすれば、微妙に納得出来る結末だ。 何よりゴールドアクターに敗れた昨年の二の舞いになりかねない。これを封じる方策があるなら武豊もスローで我慢すると思うのだけれども、それより内に入ったわけだからやりようはないんじゃないのか。 [fin]