砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

怒涛の3日連続芝重賞に震える

サウジアラビアRC(東京千六)→毎日王冠(東京千八)→京都大賞典(京都二千四)という素晴らしくも厳しい週末が迫る。その翌週は府中牝馬S(東京千八牝馬)→秋華賞(京都二千3歳牝馬G1)という。芝好きにはたまらない。萌え!(萌えって最近聞かなくなった)

しかし紅葉の季節に何が萌ゆるのかって話でもある。芝だろうな!青々と萌ゆる秋。

サウジアラビアステルヴィオのみ2勝馬で、他は1勝。新種牡馬から古豪種牡馬までが勢揃いの品評会じみたレース。さり気ない好配合馬を探すのが楽しそう!

毎日王冠は影の薄くなったダービー馬二頭と旬真っ盛りのオークスソウルスターリングが登場。ドバイターフ勝ち馬リアルスティールや今年の安田記念勝ち馬サトノアラジン、未だ底を見せぬ5歳馬グレーターロンドンも出走予定。他にもアストラエンブレムにヤングマンパワーヒストリカルなどこそばゆい古豪が揃い、スターリングと同じ3歳からは他にスプリングS勝ち馬ウインブライトとプリンシパルS勝ち馬ダイワキャグニーも出てくる。マッチレスヒーロー?ダートは知らんなぁ。

京都大賞典も激戦!昨年の覇者にして中長距離の帝王であるキタサンブラック秋天直行。しかし京都二千四にドンピシャな面々が勢揃い!しかしちょいとカサカサ肌で要ローションなお年寄りが多いのも事実で、かといってシュヴァルグランは京都を鬼門とするハーツクライという難しさ。ミッキーロケット一択なのか!?それとも古ぼけたジジババがデスペラードするのか!?予想よりも結果が楽しみな一戦。

毎日王と京都大には暫定として印を打っておく。

毎日王冠

ソウルスターリング

◯ダイワキャグニー

△アストラエンブレム

意地でもディープは買わない。ダイワキャグニーは戦績ほど弱い馬でもなく、少頭数を利してレースを作れる立番にある。瞬発力で怖いのはマイラー勢だが千八で鋭く斬れるタイプはいない。アストラが枠に嫌われるならば、これを上回ることも。

ソウルスターリングは競馬が達者な最強ピッチ牝馬なので、ここは5馬身くらい抜けてもよさそう。今年のルメールは神がかりにあるが、これは調教師や生産者がルメールという騎手の特性を掴んだせいではないかと。レイデオロソウルスターリングサトノダイヤモンドという最高級Tom Foolルメールを乗せるのは卑怯。

京都大賞典

スマートレイアー

シュヴァルグラン

ヒットザターゲット

ミッキーロケットの弱点は溜めが必要なところで、ホワイトマズルが変なふうに出てきたスマートレイアーをミルコが導くならばペースは淀みない。京都の舞台でこれをゴリゴリと圧し殺す馬はいないと読む。サトノクラウンに負けただけだし・・・!

シュヴァルグランはそういったペースが得意なのでジワジワと差せるはず。ヒットザターゲットがハマるはずなので、最適の舞台でもう一発あっても。

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