俺の好きなアーティストがブログで力士暴行のアレコレに言及された。すんごい頷ける内容。
でもこれはどうしても貴乃花の方が正しいように思える。
単純な話として、なんで日馬富士に貴ノ岩を教育する権利があるのか。ないでしょう?同じ部屋なわけでもないし、貴乃花は貴ノ岩にモンゴル派閥に関わりすぎるなって話しているらしいじゃない?部屋の中で起こる教育とは質がまるで違う。
もし貴ノ岩が定期的にモンゴル派閥と関わっていたならば・・・それは教育する権利があると思う。同じ派閥の中なのだから失礼は責めなければならない。でも1回目や2回目の参加で教育するのは違うだろう。その時点ではお客様よ。
モンゴル派閥に良識があるならば「あいつは貴乃花一門の人間なのだから違う扱いをしなきゃならない」という風になっていたはずでしょ。どんな失礼をしても「俺達の問題じゃない」とスルーするべきさ。白鳳や鶴竜はそういう扱いだったんじゃないの?日馬富士が勝手に正義感発揮しただけであって。
そうなるとやっぱり暴発した加害者が悪いはずであり、それは刑事事件としても大相撲という社会においてもそうだと思う。貴乃花が最も危惧したのは「現役横綱」というだけで事件を有耶無耶にされてしまうことで、それ以外は特に何も考えていなかったのではないだろうか。
貴乃花は基本的に馬鹿よ。トラブルを表面化して自分は一貫した姿勢を見せる。鎮静しないトラブルの中では一貫した姿勢ほど疑惑を掻き立てるものはなく、おかげで変にダーティなイメージを作ってしまった。それはあれよ、小沢一郎的な立ち位置だから。
八百長を必要悪と言うべきではないし、過去の政治案件に対してもそれは同様。これらは改革なんてもんで片付けられるものではなくて、根源的な悪とするべきものだ。
貴乃花が八百長を壊滅させる意思を持つのであれば、それは身を捨てて革命を志すべきよ。外様の部屋として地位を確立し、支持者を増やし、大相撲の中枢を破壊ないし傀儡とすべき。理事長なんて座を求めるのは筋違いだ。それは独裁者の道。
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