砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

毎日王冠ってのはさぁ・・・!

こんにちは。競馬歴が深まるほどに東京適性が分からなくなっています、貫一です。

実はもなにもないのですが、日本の競馬場って平坦ばっかりなのです。京都外の3角を厳しく思えるほど関西圏は平坦で、中京や阪神の登坂を厳しく思えるほど平坦です。芝の北米スタイルです。

中山が最もハードでエキサイティングと言うべきですが、ここにはエキサイティングな連中しか来ないので目立ちません。西高東低にあった時期であっても、中山は関東競馬のメッカとして存在しました。

今でも関東騎手は中山で食っているところがありますし、一部の騎手などは中山の常識を関西に適用させるという変態プレーを行います。それで逃げ切ったりするサイレントなハンターなどもいるので、なかなか馬鹿にできません。

北海道競馬は関西流と関東流のるつぼであります。池添などは関西らしい捌きで勝ち星を重ねますが、吉田隼人三浦皇成などは粘りの味で星をえぐり出します。中山に染まりすぎて頭がおかしくなっているのでしょう。

そういった人種が、東京で馬に乗ります。そして毎日王冠では武豊福永祐一などが強かったりします。

どういうことなのだろう、と。ここ・・・2年くらい考えていました。ときおり。

そして毎日王冠が今年も開催されます。私はここで一つの道筋をつけなくてはなりません。色々となんかこう、やることがあるわけですから。アルアインを考えたいのです。

一口で言えば強靭であることが要求されます。非中山的な舞台ではありません。登ったり下ったりのハードさには劣りますが、関西ほどの優雅さはないのです。

優雅であること。中山に優雅はなかったわけでもありません。泥の世界における名馬は、いつも、綺羅星の如き輝きを見せました。厳しい世界にあるからこそ、誰もが輝きを鈍らせる世界にあるからこそ、その名馬は一等の輝きを放ちます。

まぁ、傾向を読むのは簡単。Bold Ruler×PrincequilloにIn RealityやCrimson Satanといった北米の頑強を加え、また別の位置から非Blue Larkspur系の英愛異系を持ってくる。その異系にはWild Riskが入って、仏血統起点の米英愛融合を、と。

けれど俺の根っこは想像にあるわけで、想像かつ創造で、クリエイトしたい人間。

On Your Mark」にはとても刺激を受ける。

「いつも走り出せば 流行りの風邪にやられた」

「僕らがそれでも止めないのは 夢の斜面見上げて 行けそうな気がするから」

その時々のものを取り込みながら歩んでいく。立ち止まったときに、今まで得たものが良くないもののように思えることもある。

それでも古ぼけた理想にあれば、顧みることも必要ではない。なんとなく、なんとなく、前ばかりを見て進む。

顧みることは必要としない。

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