Hyperionを緩和する手段にBlue Larkspurを用いた歴史がある。
現代までHyperion的なスピードを継続させる日本競馬はちょっと意味のわからない世界だが、とりあえずそれで語ることが出来るような傾向に秋天はある。
昨年のキタサンブラックはとても例外的な条件となったので度外視で良い。「8分の1Halo・8分の7非Blue Larkspur」なんて奇跡の配合を例にしたら何も語りえない。やめて!
とりあえず、「4分の1以上の非Blue Larkspur構成で勝った馬が多い」ということは言っておきたい。例の外にあるのはラブリーデイだけだ。(サンデー産駒はもちろん、トニービン産駒やブライアンズタイム産駒もそれにあたるので。)
秋天の勝ち馬を見ていれば至極当然の傾向であるから、「何をいまさら」と思うかもしれない。
しかし・・・まぁ「ウインドインハーヘアでキタサン・サトイモ・キセキが勝っているんだからディープの2頭を買っときゃいいんだよ!」とフィエールマンを当てた方々は絶対にこの傾向を守ってもらいたい。
つまり、スワーヴリチャードとレイデオロを本命にするな、という話である。
俺はオールカマーで◎レイデオロを打ったし、ダービーでも◎スワーヴリチャードを打った。
だから、この土壇場に、この2頭へ本命を打たないことが出来る。冷静な判断だと心から信じることが出来る。
奇跡の配合・・・再び。そんな筋書きで行きたい。
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