3連単オンリー500円馬券マン貫一はジャパンカップを△-◎-◯で逃し、チャレンジカップを◯-◎-△で逃した。
貫一は悲しんでいる。「選ぶ馬に間違いはないのに、素質を読み違えてしまう。」「◎が2着になる予想など意味がない。」などと偉そうに泣いている。実際、これは切ない。
彼は例によって2歳G1で的はずれな本命を打ちそうである。そうなると有馬記念までに立て直しが効かない可能性があり、なんとか今週中に一度ガクンと落ちておきたい様子だ。
最初に沈んだものが、最初に浮かぶ。最初っていつさ?今なのかい?知らないけれど、貫一とやらは大変珍しくダートの予想をするみたいだ。
予想
◎オメガパフューム
◯ケイティブレイブ
△ルヴァンスレーヴ
芝の血統マニアが思うのは「エピファネイアとナリタブライアンとサクラローレルが春天で争うのか」ってこと。
ケイティブレイヴはチャンピオンホースに相応しい配合をしていて、サクラローレルという異系の血を利した素晴らしい表現。どこからでもG1勝ちクラスのハイパフォーマンスを発揮する。特に平坦では大変強いだろう。(ボールドラッドなので)
それを「ボリクリ×スペ×白鼻」のサンライズソアが逃げ先行から打倒を目論み、「Robertoの最強馬」であるルヴァンスレーヴが迎え撃つ。エピとブライアンじゃん。
ルヴァンスレーヴは次代の最強馬として本当に良い表現で、ポテンシャルはダントツだろう。伏竜Sでコーナーワークの脆さを見せたものの、そこからの盛り返しは化物じみている。ああいう風に落ちたRobertoがファイトバックするってのはとんでもない。力がまるで違う。
したらミルコ×ルヴァンスレーヴでいいじゃん?昨日お前ミルコにやられたべ?
そんな負けフラグを立てたところで、オメガパフュームの話。
97年の春天において、サクラローレルは抜けた存在だったかと思う。人気では対等であったけれどアベレージは抜けていた。10回の対戦成績があれば最初の2回は負けても残りの8回は勝つ。マヤノトップガンよりずっと強い馬だった。
ただ勝ち負けはその時のパフォーマンス次第。完全な消耗戦で大外から強襲をかけたマヤノトップガンに争う術はなかったろう。まさしくあれは刺客の競馬。
いつでも万全サクラローレル。少しロスはあるけれど「無双系刺客」なナリタブライアン。これを倒すことを考えるとエピファネイアじゃ足りない。この春天のマヤノトップガンを持ってこなくては。
この中京ダート1800mでマヤノトップガンを担えるのはオメガパフュームだけでしょう。
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