今回はPOG馬が出走しますので、普段に輪をかけて冷静を欠いた予想になります。
血統派閥の私は、POGに際して、世代全体の8割ほどの血統へ目を通しました。その上で選んだ5頭でありますから、2位指名馬に対して生半可なイメージを持っちゃいません。サートゥルナーリアやアドマイヤマーズ、ヴェロックスよりも上だと思って指名しました。
化けの皮が剥がれた感は否めませんし、2歳時に特たる結果を残していない3歳春のハーツクライを買う愚も承知。それでもこの配合がこの相手関係で大きく劣るものだとは思いません。
◎リバーシブルレーン
◯ニシノカツナリ
△リーガルメイン
こうなったら配合ばかりで面白そうな馬をピックアップするだけの話にしよう・・・という目論見。この3頭のうち1頭でも来れば勝ち!という風の。
リバーシブルレーンはRoberto気性なのがミソでして、スローの番手が理想ですが前崩れの中団でも出来る競馬はありましょう。とりあえず機動力でまくりを打てる場面に打つ技があります。
問題はKingmamboの影響が大きすぎることです。あるいは1400mあたりが適距離であるかもしれず、ファンタジストやディキシーナイトを軽視する馬券としては正当性が薄く。
リアルスティールの様な表現も考えられますが、いささか夢見がちにすぎるかと。今回はそちらに賭けるわけですがね・・・。
ニシノカツナリは母父アグネスタキオンらしい切れ味でスロー想定ならば見せ場あり。同じニシノフラワー一家のニシノデイジーよりも競馬が固まっていますから、勝浦騎手も乗りやすいのでは。ルーラーシップ産駒として平凡な配合ではありますか。
リーガルメインもやはり凡の配合。京成杯タイプなだけに前走の出遅れは痛恨でしたが、なかなか見どころのある脚を使っています。距離短縮に旨味があるかもしれません。
ハッピーアワーがそうですが、このタイプのハービンジャーは回転力に振ったタイプが出がちです。中長距離の血統馬が累代されていますが、Flambette血脈の絡みが濃くあります。この場合は距離としてのスタミナよりも、小回り中距離を持続的に踏破する末脚に見どころがあるのでは。
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