砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

Bellesoeur途中経過

面白さを通り過ぎて疲れを感じてきた頃合い。

欲しい根拠は「ArrogateやテイエムジンソクはなぜDeputy Ministerとフォーティナイナーを結び付けたのか」に対するものでして、それがBellesoeurに求められるのではないかって話ですね。

Bellesoeurは1945年の生産ですんで、これだけに根拠を求めるのは難しいところ。ただ、調べてみると面白すぎて憤慨するレベルなんですね。なんでこれを誰もまとめてくれなかったのか・・・。情報量が多すぎてきつい。

 

まず、Gold Bridgeの母父DiadumenosがDonnettaの仔です。DonnettaはBellesoeurの4代母にあたります。Bellesoeurの3代母Tiaraの父がFlying Orbなので、Diadumenos≒Tiaraです。(4分の3同血)

Deputy Ministerの父が当たり前にVice Regentなんで、Deputy MinisterはDiadumenos≒Tiara7×7です。ていうか、Gold Bridgeの父がSwynfordである場合はGold Bridge≒Donatrice5×5。

Donatelloを解体した形のニアリークロスだけあって、周辺は北米血脈ばかりです。というか、Bellesoeurは北米で発達した稀有なDonatelloとも言えるでしょう。

 

Bellesouerは典型的なPretty Pollyと一線を画する存在といえるのは間違いなくて、その発達にはWoodbineの存在が強く影響していると思われます。

そう考えると、Woodbine直系のオルフェーヴルがフォーティナイナー&Vaguely Nobleで成功して、Deputy Ministerとも一定の結果を残しているのも頷けます。「ステマ配合+Donnetta」で立場を似たものとするゴールドシップがそっちで失敗傾向なのも。

 

仮にヴェルナッツァとサングレーザーの組み合わせが成功するとすれば、ヴェルナッツァがSpecialのGold Bridgeを増幅した配合である必要があるでしょう。

Unbridled's Songとフォーティナイナーがそれを担っているのであれば、まぁ、試す価値があるんでないかなぁと思いますね。

ただ、大喜利のコメント欄で根拠をキレイに説明出来るかが怪しい。ブログへのリンクをセットにするのもアレですんでね。

おそらく「Bellesoeurが~」って説明にならないと思うのです。誰もが理解しやすいデータを提示出来るはず。「この配合でこの重賞を勝ちましょう」なんて言えるレベルまでデータを揃えたいですな。

 

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