二転三転とよく分からなくなってきた。
理想はやはりNever Bend≒Bold Reasonの形を取る夏馬で、それはメイショウナルトしかいない悲しい事実。したらNureyev≒Sadler's Wellsもいいんだけど、ヤマニンボワラクテの通りにスタミナへ行きやすい配合形。
最強はStorm Bird≒Nijinskyなのだが・・・これがいない。
仕方がないのでSeattle Slewのアメリカパワーに頼む。出走馬中Seattle Slewを持つのはルミナスウォリアーとマジェスティハーツ、ヤマニンボワラクテ。ボワラクテはスタミナ化しているので、マジェスティハーツとルミナスウォリアーが良いかも。
しかしマジェスティハーツはシアトルスルーというよりBold Rulerなところがある。それはそれで横ノリが最内突きの神騎乗があり得るのだが、勝ち切るほどのパフォーマンスがあるものかは。
なのでSeattle Slew的に靭やかなルミナスウォリアーが外差し勢では嵌りそうで、アグネスタキオンでも勝てることが昨年に実証されたわけだし、今年もこれで狙う手もあるか。
ただメイショウサムソン産駒に大事を任せていいのかとも思う。かといって今年の七夕賞がそんなに立派なレースかと言えば疑問が残る。それにメイショウサムソン産駒はナスキロ柔くするのが定石であって、その通りにルミナスウォリアーも靭やかである。持続戦で靭やかに走り続けるところは素敵だが、小回りでそれが活きるかは怪しい。
柴山雄一次第である。池添のように小回りでストライドを伸ばさせることが出来れば良い。オールカマーで大楽勝を決めたショウナンパンドラのように。今の福島で勝ち切る差し馬はそのパターンである。
まぁ、それが出来たら苦労しないよな。池添はその一芸でスイープトウショウとか勝たせて、この競馬サークルを生き抜いてきたのだから。池添、小回り差しの鬼である。
[fin]