砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

種牡馬レイデオロ展望2

指名馬のイモータルバードが惨敗を喫しました。

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ストライドの広さを褒められるようなタイプでして、その由来がどこであるかが焦点ではあります。

すごく嬉しいのがWild Risk由来の場合。それなら気性もWild Riskでしょ、弾けてご覧なさないよ、って話でしてね。レイデオロはそうじゃないから苦労しています。やっぱりこれはWild RiskというよりかはNashuaで、古き良きフランスの靭やかさで、Flambette由来であると思うのです。

 

どうしてもディープの近親というイメージが先行してしまうレイデオロですが、「ウインドインハーヘアのミスプロ煮込み~スペシャルを添えて~」ってのはこんなもんでしょう。

大枠で言えばエルコンドルパサーに近い血統ですから、大物ステイヤーを出しても不思議はありません。あー、ファタモルガーナにも近い血統と言えます。

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ディープインパクトとエルコンドルパサーの名が並べばアンビシャスが出てくるわけでして、レイデオロにとっても貴重な例となるかもしれません。(ソールオリエンスの成功により延々とこすられるアンビシャス)

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Flambatteという血統は本当に色々な形で関わってくる血統です。活躍馬や流行の血統パターンなどで全然イメージが違ってしまうという、ある意味で血統派の登竜門的な・・・。

目が肥えた競馬ファン、ともするとプロ、そういったレベルの人でなければ「Nashua≒Nantallahだからー」とは言いづらいわけですよね。だからアマチュアの私はヴィミーというちょっと異なるポイントからFlambette論を展開するわけですよ。

血統論は嘘でいいんです。おしゃれな嘘をつくことを努力しておけばいいんです。だから手垢まみれの嘘をつくやつは駄目なやつです。綺麗な色の嘘を探すのが血統論です。

嘘をつきたくなければ、競馬史をガチるしかないんです。歴史ガチ勢な血統派が一番オシャレで格好いいんだから。

 

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