砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

2021-01-01から1年間の記事一覧

2021年優駿牝馬予想

近年は桜花賞路線とオークスの関係性が薄くなっている感もあるんですが、実際問題として三冠牝馬2頭やソウルスターリング、シンハライトなどがきちんと勝っているんですよね。 確実に桜花賞はマイルのガチンコ戦へシフトしているんですが、それでもやっぱり…

2021年ヴィクトリアマイル回顧

流石のグランアレグリア、この内容じゃ負けられない。むしろ着差は広がらなかった方で、もっと違う展開もありえた。 スローペースでしたがフランス血統では厳しい高速馬場であったかも。北米&英愛の方が強かった、とも言えるのか。ボリクリの強さは英愛とき…

2021年ヴィクトリアマイル予想

グランアレグリアは硬そう。近年と同じ様な傾向ならまず問題はないかと。 VMはRelic持ち馬が強いレースです。根拠らしい根拠はありませんが、Relic持ちでマイルを走るってことは北米血脈でマイルを走るわけで、Relicってのはフランスへ渡った北米血統で、Old…

2021年NHKマイルC予想

3歳春の段階でガチンコ東京マイル戦。毎年のことですが、全くもって過酷な条件。 ここを勝ってスーパーな熟成を見せたのはアエロリットとミッキーアイルくらいで、いずれも押し切っての勝利。このレベルの素質を持つスピードスターが今年にいるんかな?って…

2021年天皇賞春回顧

カレンブーケドールはベストの舞台じゃないだけに、まずまず頑張れたのかな、と。 内の番手を取って、ペースは速い。カレンブーケドールの「ハマり方」を見られる良い展開だなぁと思ってみてました。そこから4角先頭気味ですから「これはホントに来たか!」…

2021年天皇賞春予想

阪神の長丁場でずっと狙いたくて、当ててみたい予想があるんです。 今でも思い出します。「1着ゴールドシップ2着デニムアンドルビー」という謎の羅列です。彼女はジェンティルドンナの2着馬であるにも関わらず、ゴールドシップの2着ともなりました。 2…

血統論への私見

私はサラブレッドの血統を好みます。その入門は「血は水よりも濃し」を書いておられる望田潤氏のものでした。 2014年以降からブログをずーっと愛読しておりまして、そこから望田氏の師匠である笠慶次郎氏を知ったという形です。この方の金言・・・金言で…

2021年皐月賞予想

◎ダノンザキッド ◯エフフォーリア △ラーゴム エフフォーリアはブエナビスタみたいなものだと思っていて、それならレッドディザイアとかナカヤマフェスタとかドリームジャーニーとかの様な小回り巧者にもチャンスがありそうです。 しかし小回り巧者というのは…

2021年桜花賞予想

ディープ×Northern Dancer直系が勝ちまくる時代がありました。マルセリーナ~ハープスターの時代ですね。 そこからレッツゴードンキの奇襲があり、時代は大きく変わりました。レーヌミノルからの直近4年の勝ち馬は短距離馬+三冠馬です。スピードの要求がエ…

2021年大阪杯予想 

これが東京2000mですとか、中山2000mなら悩むことはなかったと思います。グランアレグリアのことですね。 平坦向きの1400m馬ってのは意外と距離が保つものです。メイショウスザンナがクイーンSを勝ったように、スピード勝負の内2000mな…

本日の進捗

「キズナ産駒ってStorm Birdへのニアリーで指名馬絞れんじゃないかな」 「ノーザンテーストニアリーの成功例が乏しい割にはビアンフェという馬がある」 「これFriar's Daughterあたりの仕業じゃねぇかな。ドイツとフランス的な。」 「Princely Giftとキズナ…

駆け上がらないノーザンテースト

今にして思えば・・・というとすごく残念な血統マニアですが、とまれ、今更になり、改めてかもしれませんが、気づきました。ダイワメジャー産駒って駆け上がらない。 急坂で粘り尽くす!とか、登ってから更に差し脚を伸ばす!とか、そういうダイワメジャー産…

人工授精に絡む某記事へのコメントへの

blog.livedoor.jp 種付け数に上限を設ける・・・という話題、面白いものなので、私もここで参加しようかと。 私は介護業界に属しておりまして、そこから話をいたします。 ケアマネの持てる顧客数、正確には単位なんですが、詳しい説明を省くために顧客数とし…

グレートマジシャンについて少々

ナイトマジックの仔は「これはこれで小さく出るのが正解じゃないか」ということで見送りした馬でした。馬格があって正解だったんかな。サドラーだし。 イタリアとドイツって感じの母系で、そりゃバーデン大賞とドイツオークスを勝ってるお母ちゃんですから。…

種牡馬ドレフォンについて考えること

ドレフォンは結構ブログで取り上げていた記憶があるんですが、Siskinと混同していたり、下書きのまんまで終わっていたりして、主題としては取り上げたことがなかったってのが事実。 とりあえず下書きのものを参考にしつつ、ササッと書こうと思います。 ドレ…

ASKAの異常について

「またやってんのか?」という塩梅のASKA。性的なニュアンスを含む画像に「いいね!」をつけるなど、ご乱心です。 ネットニュースなどではトランプ大統領云々を含めていますが、そこらへんは許容範囲。元からオカルトや陰謀論が大好きな人ですし。流石に最近…

ダイワメジャー肌の可能性

今週のシルクロードSに出走するヴェスターヴァルトが母父ダイワメジャー。 「ノヴェリスト×ダイワメジャーか・・・」てなもんで、ノヴェリストって意外というか順当というか、母父非Nasrullahが結構走るんですよね。ディープとかダンスとか。 ノヴェリストの…

少しばかりのPOG回顧

POG

もうPOGは終わった感じでして、それは別に差がついてしまったということとは別で、意識が今年の指名へ向いているという。 注目選手がシーズンでどれだけ働けるか・・・という視点は終わっているわけで、あとはクライマックスシリーズと日本シリーズ。シーズ…

クロフネが亡くなったということで

クロフネは種牡馬として偉大な結果をもたらしましたが、現役時に見せたインパクトに見合ったパフォーマンスであったかというと・・・。 血統表通りにしかRobertoな4角先頭力を伝えなかったというべきで、血が薄まるにつれてフレンチデピュティな切れ味に特…